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つげ(柘)

小さな葉が蜜に茂る木

葉の下の茎にごく小さい花を付ける
 つげ科.常緑小高木.本州中部以西に生える.高さ約3米.
葉は長さ2センチ前後、倒卵形で対生(いぬつげは互生).
雌雄同株で、淡黄緑色の花が葉腋に束生し、中央に1個の雌花があり、周りに数個の雄花がある.
 花は花弁がなく4個の萼片がある.雄しべは4本.
材は緻密で狂いが少なく、印材、定規、櫛、算盤球などに用いられる.

葉腋に多くの花が付くさまは綺麗

雌雄同株だが花の区別は見にくい

 <ひとこと>
 葉が密に茂って、花も多いが小さく、葉の下に付くため気が付きにくい.落花も早く、木の下には沢山落ちている.花は米粒よりも小さい.
 庭木や植込みによく利用される.
 (撮影:'02/5、'03.5/9〜15)
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花被片は普通4枚、雌花では多い.
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4本の雄しべが対生する

新芽
 

たなさんの庭の花
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