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とうもろこし(玉蜀黍) |
茎の中央につく雌花序 | 茎頂につく雄花穂 |
いね科.1年草.米熱帯地方原産. 世界中で広く栽培されている. 茎は円柱状で節があり、葉は線状披針形で大きく、上面に短毛を密生し、基部は鞘(さや)となって茎を包む.普通枝分かれしない. 雌雄同株で、茎頂に長い10数本に分枝した雄花序をつける. 雌花序は茎の中部に2〜4個つき、そのうち1、2個が熟し、葉腋に数枚の鞘葉に包れた円柱状の果穂をつける. 果穂は先端から長い毛状の花柱を出し、中軸には扁円形の果実が8〜16列に規則正しく並ぶ. 高さ1.5〜3米. 別名:”とうきび”、”なんばん”、”こうらいきび”. |
<ひとこと> 新大陸原産のとうもろこしは、16世紀スペイン人により欧州にもたらされ、日本にはポルトガル船で伝えられた. 「とう(唐)」も「もろこし」も中国の意で、外国から渡来したことを示す. 花は雌雄同株で、果実は、鞘をむきそのまま煮炊きして食用としても有名. (撮影時期:’02.7/26〜8/5) |
長い毛は花柱 | これが雄花群 |
たなさんの庭の花 |