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じゅうにひとえ(十二単)

粋な名前の花

花は輪になって
重なっている
 しそ科.多年草.日本特産種で、本州・四国の野原や丘陵に自生.
全体に長い縮れた白毛が多く、灰緑色を呈している.
 葉は対生し、倒披針形で縁に波状鋸歯がある.茎の基部につく葉は鱗片状.
 花は直径1センチ位で、茎の先に長さ約5センチの花穂を立て、下から咲きあがって淡紫色の唇形の小花を密につける.花弁の上唇は小さく、下唇は幅広で深く3裂する.
花名は花が上下に多数重なりあって輪になっている様子に基づく.
 高さ10〜25センチ.
 <ひとこと>
 初めて見たとき、命名の理由がわかった.里山にも自生しているが、寄せ植えにするときれい.
(撮影:'08/4〜5、'09/3〜4、'10/4)
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花穂を上方から見たようす

花部の拡大
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花穂が立上って→ 花がつく

花の終
 

たなさんの庭の花
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