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えびね(海老根、蝦根)

木陰で沢山の花をつけて立っている
(地植え)

葉に抱かれた茎
 らん科.宿根草.温帯、熱帯に分布.
球根の基部から30〜40センチの花茎を伸ばして多くの花を付ける.
 花は紫褐色で唇弁が白色または淡紅色、直径3センチ位で横向きにつける.花弁とがくの長さが違い、唇弁は3深裂し、中央のものは更に2深裂.距(けづめ)がある.
葉は2〜3枚で、披針状長楕円形、約20センチ.暗緑色で縦にひだがある.
 地下茎の節が多く曲がって連なった形がエビに似ていることからこの名がついた.唇弁の色や花被の色が異なるものがあり種類が多い.
 <ひとこと>
 小さいのに数個の花を重そうにつけている.
 花弁は大変薄く変った形で大きなガクの前でシャベルのように開いている.背面から見た花の形もエビに似ている感じがする.
 野生種もあり、山野にも生えている.
 花色の種類も多く、綺麗で、鉢植えにしても良い。
(撮影:'03/4、'04/4、'06/4、'07/4,5、'09/4)


後ろに
ある白い距
..
花の真正面と背面

上から見た花群
 

たなさんの庭の花
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