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おりづるらん(折鶴蘭)

茎先の葉が折鶴を織ったようになる.
蕾は長細い.

花は茎に沿ってつく
 ゆり科.多年草.南アフリカ原産.
常緑の葉間から花茎を伸ばし、直径約1.5センチの白色の6弁花を上部にまばらにつける.
葉は束生し剣状、長さ10〜30センチで弓なりになり、通常白斑が入る.
 葉の間から長い花序や走出枝(ストロン)を出す.走出枝は新芽の重みでしなって地面に届き、そこで根を出して子株となり栄養繁殖する.
 子株の葉の姿が折鶴に似る.
英名も「ひなどりたち」(chickens).
 <ひとこと>
 細長い葉の中から、長い茎が出て、先に折鶴が乗っているような小さな蘭.でも、ゆり科.
 花よりも折鶴が可愛い.新しい株が飛び、さらに茎が出てくる.吊鉢にすると長く垂れて綺麗.
秋にも、ときどき花を出してくる.
  (撮影:'02.5/29〜6/19、'06/6、'12/6)

綺麗な形の葉

細長い葉の折鶴は、織り方が違う

茎が長く伸び、輪状に付く蕾や、
開きかけの花も綺麗
 

たなさんの庭の花
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