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おもと(万年青)

常緑の葉に
赤い実がなる

花は地味で
蜂の巣のように多数つく
 ゆり科.多年草.本州中部以南の山地の樹下などに自生.
日本独特の園芸植物で、多くの園芸品種がある.
革質の葉は長さ30〜50センチの狭長楕円形.
 葉の中心から高さ10〜20センチの花茎が出て、淡黄色の直径5ミリの小さな花が多数密生し、肉質の穂状花序になり、各花の基部には広卵形の薄い膜状の苞がついている.
 果実は直径1センチの球形液果で赤く熟すが、まれに黄色いものもある.
 <ひとこと>
 万年青い葉.両端に白いフが入っているのも綺麗. オモトは大本の意味で大きな株を表わす.
重量感のある植物体に比べて、花は地味で、直径5ミリの花が多数密生して肉質の穂状花序になる.一方赤い実の頃は目立つ.これでもゆり科とは・・・.
 (撮影:'02/5、'12/5、実'04.6/7〜12/24)
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花後に実が出て大きくなると色付く

<参考>綺麗に色づいた実
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小さい花の群れ
(左は初期)

花をアップすると
こんな形
 

たなさんの庭の花
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