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なんてん(南天)
柊南天 を見る

枝先に鈴なりの花をつける木

ぶどうのように群がる花
(蕾はピーナツ大)
 めぎ科.常緑低木.日本、中国に分布.
古くから庭木として栽植.高さ約2米.
茎は叢生.葉は3回羽状複葉で茎の上部に集まってつき、葉柄の基部は茎を抱く.
小葉は全縁で卵状披針形.
 花茎をのばして円錐花序を出し、白い小さな花を多数つける.
がく片は多数で、花弁は6枚、雄しべは6本、雌しべは1本で、子房は1室.
 果実は球形、ふつう赤く熟すが、白または黄色に熟すものもある.
 漢方では果実を、せき止め等に用いる.
 <ひとこと>
蕾はピーナッツのようで、花は拡大して見ると、ボーリングのピンのような形の雌しべと、バナナのような感じの雄しべの形が面白い.
 花弁はさわると落ちやすい.赤く色付く実は生花に利用され、紅葉も綺麗.
南天は縁起木で、「難を転ずる」という意味がある.
 (撮影:実 '02/7、10、 花 '03/6)

蕾と花

花弁は
落ちやすい
...
雌しべと雄しべのアップ
ボーリングのピンと、
バナナの組合せの様

花後の青実

熟した赤実
 

たなさんの庭の花
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