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トラデスカンチア・シラモンタナ
むらさきつゆくさ(紫露草)

茎は太めで、
全体的に肉厚な園芸品種

すがすがしい花だが、
正午頃には萎む.

写真はメキシコ北部
山地原産の
トラデスカンチア・
シラモンタナ
で、
鉢植えにもされる.
 つゆくさ科.多年草.北米原産.
茎は根茎から叢生し、高さは50センチ前後.葉は長さ6センチ位の広線形で湾曲し、やや肉質で、内面はくぼみ基部はさや状.花序の下にある苞は葉と似ているが小さい.
 枝先に直径2センチ位の青紫または紅紫色の花が咲く.
雄しべは6本で細長い花糸がある.
 花は朝開いて半日でしぼむ
 <ひとこと>
 紫の花を、夜明け前から朝露の滴りと共に咲かせ、昼はかげろうのように、はかなく花の命を閉じる.
 英名ではデイフラワー、一日花の意味. 2、3日毎に同じ所からまた別の花が咲く.
 全体にくもの巣のような細い綿毛に包まれ、咲き終った花も綿の中から足を突出したように収まっている.
 左右に2つ同時に咲くこともある.色々な品種があり、茎や葉形などが異なる.
 (撮影:'02.8/21〜10/6、'03.10/11)

雄しべは6本、雌しべは先まで白い為、見え難い

右下は終わった花
 

たなさんの庭の花
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