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どくだみ(十薬)

小さな白い4弁花が沢山増えて咲く

本当の花弁は白い花ではなくその上の花穂
 どくだみ科.多年草.日陰の湿地に自生.
根茎は長く地中をはい盛んに枝分れして増える.茎、葉ともに強い臭気があり赤紫色を帯びる.
 葉は卵状心臓形で長さ約5センチ.
茎の上部から花穂を出して淡黄色の小花を短い穂状につける.
 高さ15〜40センチ.
 <ひとこと>
 花穂の下に白い大きな総苞片が4枚十字形につくのでこれが花弁のように見え、穂全体が1個の花のように見える.花は花被がなく3本の雄しべと3室に分かれた雌しべからなる.
 ”どくだめ”、”毒痛”とも云う.
薬草として有名な花.「毒矯め」か、「どく」は毒、「だみ」は彩(だみ)か.

 (撮影:'02/5、'03.5/19〜28、'06/6)
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白い花のように見えるのは苞(ほう)で、
苞は花弁のように順に開いて、
小さな花が集まった花穂が現れる.
↓これが本来の花で、拡大するとこんな形
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たなさんの庭の花
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