その他夏の花へ庭の花TOPへ
ほていあおい(布袋葵)

短時間で開花し、翌日には茎を
曲げて倒れて水中に消える花

ヒヤシンスに似た
涼しい花
 みずあおい科.多年生浮遊水草.南米原産.
節より発根し、花茎は太くて多肉質.葉身は倒卵形か心臓形で長さ5〜10センチ.
10センチ内外の卵状にふくれた葉柄があり、空気を含んで浮きの代わりになって浮く.
 6花被をもつ淡青紫色の直径5センチ位の花が穂状または円錐花序に群がって咲く.
花序全体が1日で開花し、翌日には茎の基部から倒れて水中に沈む.
大きく膨れた葉柄の基部を、布袋様のお腹に見立てた.
 高さ約30センチ.
別名:”ほていそう”、”ウォーターヒヤシンス”
 <ひとこと>
 ヒヤシンスにも似て、涼しい感じの花だが、卵状にふくれた葉柄が浮きの代わりになって漂う公害花.
溝や水田、池、川で、株が1週間で倍に増えていくので、やっかいな害草.世界十大害草として、「青い悪魔: blue devil」の名で恐れられている.しかし、水質浄化作用の一面もある.
 (撮影時期:'02.8/14〜25)
....
上部花弁だけが孔雀の羽根のような模様

節から増える新株
(右下は蕾)
布袋様のお腹の
ような葉柄
 

たなさんの庭の花
inserted by FC2 system