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アオキ(青木)

雌花の木の全景

花は新芽の頃に付く
 みずき科.常緑低木.アジア東部に分布.
 雌雄異株、若枝は緑色.葉は長さ10センチ余りの長楕円形で対生、縁に粗い鋸歯.
 小さな紫紅か紫褐色の4弁の花が円錐花序に咲く.
頂生で、花弁は4枚.雄花は直径1センチで4枚のガク片と4枚の雄しべを持つが雌しべはない.雌花は長さ5ミリの雌しべがあるが雄しべがない.
 楕円形の実がなり、冬に赤く熟す.
葉の広狭や斑の形で園芸品種が多種ある.
 別名:”あおきば”、”桃葉珊瑚(とうようさんご)”
 <ひとこと>
 実は色付くと目立つが、花は米粒位で小さく、色も茶色っぽくて新芽に隠れているので、気づかないことがある.
 木は高さは2〜3米、耐寒性があって主に日影で育つ.
 雌花の木(花)と、雄花の木(花)が異なるのが面白い.
雌花は周りに白い縁取りがあり、実が落ちる前に咲く.
雌花は緑の雌蕊が一つずつ見えるが、雄花は黄色の雄蕊が4つずつサイコロの目のように並び、雄花の花茎は長い.
 (撮影:実 '02/9〜'03/3、'06/3、 花 '03/3〜4、'06/4)

満開の雌花群

咲き始めの雌花群

花と蕾の拡大
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青い実と熟した実
花と実
花は実がまだ残って
いるうちに咲く
雄の花茎
参考:雄花の花茎
雄の花
参考:雄花の拡大
 

たなさんの庭の花
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