花物語の花へ庭の花TOPへ
チューリップ

家庭栽培でも、色や形が
豊富になった

薔薇似の花が咲く
枝咲きローズチューリップ
 ゆり科.球根.トルコで発見、後にオランダなどで改良.
 ターバンのトルコ語「チュルベンド」から名がついた.
葉間から花茎を伸ばし、頂に大きな6弁の鐘形花が咲く.
葉はふつう3〜4枚ずつ生じ、幅広の披針形で白粉を帯び基部は茎を抱き縁は波状.
 花は白、黄、赤、紫などさまざまで、雄しべが花弁状に変化した八重咲きもある.
高さ15〜45センチ.
 <ひとこと>
 オランダに入った当時は非常に高価だったので盗まれてしまった.が、種子が残っていたので、これを蒔き、球根栽培の元となった.その後も希少品種は一時投機の対象となった.
 品種は非常に多く、シングル、トライアンフ、ゆり咲き、ハイブリッド、等々.
 最近は花びらの形が変わったのもよく見られる. 枝咲きは茎が数本同時に出て来て咲く.
夜は花が萎んでいて朝にまた開いてくる.
 (撮影: '02.3/17〜4/13、'03〜'06/4、'08/4、'11/4、'13/3、'14/4)
..
枝別れする枝咲き

枝咲きの
ピンクダイヤモンド
(フリンジド系)

ランバダ
富山産チューリップ
(フリンジド系)
....
フリンジド系
........
左から、ルビーレッド、ダーウィンピンク、ウエストポイント、プレルジューム、楊貴妃
........
いろんな種類と色

 <物語> オランダの物語で、ある美少女が3人の騎士にみそめられ、それぞれから家宝の王冠、剣、金塊を贈られましたが、少女はそれを断りきれず、花の神フローラに祈って花に替えてもらいました.その花がチューリップで、絞りの花は王冠、葉は剣の姿、球根は黄金を表わし、そして少女の純潔のあかしに花は蕾の形をしていると云う.
 

たなさんの庭の花
inserted by FC2 system