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しらん(紫蘭)

赤紫の綺麗な蘭が群がって生える

一本に数個の花がつく
 らん科.宿根草.日本、中国に分布.
種名のStriataは「線状のある」という意味で葉の形質につけられた.湿原に自生する.
 茎の長さは50センチ位.
葉は長さ30センチ位の披針形で、茎の下部に4、5個群がって生え、下部は鞘となる.白縁の葉のものもある.
花は、茎の上部に紅紫色、白色の直径約4センチの花が数個咲く.花被はふぞろいで唇弁は3裂する.
 <ひとこと>
 花びらの形が魅力的な花のひとつ.やや下向きに咲き、白い花は清楚で綺麗.
花は口を開いたような形で、よく見ると下唇の中はひだのある舌のようで(唇弁)、上唇は縦に裂け、その間には鼻のような筒状のものがある(ずい柱).
(撮影: '02.4/22〜5/5、'03/5、'12/4)

紫色の花と蕾

花の中央に
鼻が乗ってる感じ

唇弁の上の鼻は筒状

白花の葉には両端にも白い縁が見える
 

たなさんの庭の花
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