その他秋冬の花へ | 庭の花TOPへ |
寒椿/さざんか(山茶花) |
つばき を見る |
春まで咲く八重咲きの寒椿 | 落下した花びら |
山茶花は、つばき科.常緑小高木.主に南日本に分布.葉は互生、短柄を持ち厚く、長楕円形で両端はとがって縁に細かい鋸歯がある. 枝先に径4〜7センチの5弁花を単生する. 幹は高さ3〜8m.若枝や葉柄に細毛を密生. 椿に比べると子房に蜜毛があり、花弁の蕊は広がり、花柱が長く、葉は小さい.野生種は白色. 寒椿は花の形状は山茶花に似るが八重咲き. 4月頃迄咲くハルサザンカは山茶花とヤブ椿の雑種で、葉に細毛がないという. |
<ひとこと> 椿には多くの園芸品種があり、サザンカは、山茶に由来する「さんさか」から変化した名前.寒椿は山茶花の変種. 材は細工物に使い、種子の油を食用、髪油などに用いる. 花をちぎる時は手が蜜でベトベトになる. 花が咲くまでの樹の姿や蕾は椿と紛らわしい.但し、よく観察すると、葉はギザギザが目立ち、散る時は桜のように花弁がヒラヒラと落下する.花は3月で終わる. (撮影= 花:'01/12〜'02/1、'03/11. 実:8/26、10/12) |
花のアップ | .. 開花初めと蕊のアップ 蕾と葉のアップ | 実と種 のアップ |
たなさんの庭の花 |