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さがぎく(嵯峨菊)
小菊 を見る

植込みの姿

上から見た黄色と白花
 菊は、きく科.宿根草.中国原産.
日本には奈良時代に移入.江戸期に改良.梅、竹、蘭とともに4君子の一つとされる.
品種や色は非常に多い.日本での区分は大きさによる.
 大輪菊は、多くの平弁が重なって厚く盛り上がった”まり咲”、やや平たく内側に巻き込んだ”つかみ咲”等.
中輪菊は、細長い平弁で弁の内側が巻く様に見え毛筆の穂のように直立している”嵯峨菊”、多数の細長い平弁で花弁が捻れるたり巻き込んだ”伊勢咲”、や”江戸咲”、”肥後咲”等がある.
 <ひとこと>
 嵯峨菊は、嵯峨天皇御愛の菊として嵯峨御所(現大覚寺)の大沢池の島に植えられたのが始まり.
 糸のように細い花弁は、打上花火のような感じで面白い.色とりどりの花がある.花の後半は、黄色では橙色が混ざってくるし、赤い花は先と基部が白くなってくる.
 菊は紋章に使われることも多く、皇室のは16の重弁、宮家は裏菊.
 (撮時期:'02.11/8〜13)
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オレンジ色の花
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赤色の花
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前から見た、白と黄花
 

たなさんの庭の花
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