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おだまき(苧環)

下向き加減に咲いている

 
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下二つは枯れ後の花
 きんぽうげ科.宿根草.温帯に分布.
属名Aquilegiaは「鷲(わし)」の意味.蹴爪(けづめ)の形が鷲のくちばしに似ている.
全体に白粉をふいたような灰緑色で、茎は直立して高さ40センチ位で、葉は柄のある掌状の2,3枚の複葉.
 花弁は碧紫色と白色の5枚で長い中空の蹴爪(距:キョ)があり、がくの間から後ろに突き出ている.
がくも5枚で花弁状.下向きに咲く.
 <ひとこと>
 花弁が二重なのではなく、紫色はガク.
 よく見ていると、蹴爪の位置は、初めは花弁とガクの間にあり、日が経つとガクの後ろへ出て曲がってゆくのが面白い.
 枯れた後の花を見ると蹴爪も中が空洞.
 (撮影時期:’02.4/9〜5/2)
 ”苧環”は、糸によった麻を、中を空虚にし丸く巻きつけたもの.糸車.
 写真は園芸品種のみやまおだまき. 

蹴爪は最終的に
後ろで整う

咲きたての時
の蹴爪は前に
ある

後ろに出た蹴爪
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<参考> 上:五箇山で見たおだまき
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<参考>おだまきによく似たアキレジア(西洋おだまき)
 

たなさんの庭の花
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