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鳴子ゆり
貝母ゆり を見る

鳴子とは、うまくつけた名前

花が下向きに2個ずつ
綺麗に並んでいる
 ゆり科.多年草.西日本に分布.
多くの節があり、節間は短い.高さ50〜100センチ.
葉は長さ10〜15センチの披針形で裏面に白粉を生じる.植物の茎が葉で終わることがないが、最上位の葉は頂生するようにみえる.
 花柄は、各葉腋から出、先に長さ約2センチの緑白色の筒状花を数個たらす.花糸は無毛で花筒の中部に付く.雄しべは花糸の離生部分の上部が膨らんで乳頭状突起がある.
 鳴子とは:小さな短い竹筒を板につけたものを掛け並べ、縄を引いて鳥脅しのために鳴らすもの.
 <ひとこと>
 ピーナツ大位の小さな釣鐘状の花が、鳴子状に綺麗に並んでついている.
花の先はフレアスカートのようにひだがついている.葉は余り長くないが、笹の葉の感じに似てる.
 全体的には、サンダーソニアや、ばいもゆりに似ている.花の期間は短い。
 能登で見たアマドコロ、白馬で見たホウチャクソウも鳴子ゆりに似ている.ナルコユリは茎の断面が丸く、ホウチャクソウは黒い実がなっていた.
 (撮影:'02.4/18〜20、'03/4、'15/4)
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花のアップ (葉腋から出ている)

花の中を拡大したところ
 

たなさんの庭の花
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