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クレマティス

蔓が伸び、古茎は針金の
ようになる

花弁がフリル状の
パテンス系の紫
 きんぽうげ科.宿根草、落葉性蔓植物.中国原産.
葉は3つに別れ、小葉は広楕円形か、卵状披針形. 花は直径5、6センチ.
がく片は4〜8枚で、花弁のように見えるが、真の花弁は欠けている.雄しべは非常に多く、花柱は3センチ位.紫、淡紫、白、紅色などの変化がある.
<ひとこと> 
 クレマチスの園芸品種は、「てっせん」(茎が木質になる)や「かざぐるま」(がく片8枚)の交雑で作られ、多くの種類がある.
 茎(蔓)は長く細く、次第に黒茶色く堅くなって、鉄線のようになる.
開いた花は、子供の玩ぶ風車に似ている. 春や秋に咲く.
(撮影:'02/9〜10、'09/4,5,6、'10/4、'15/4)

かざぐるまのような花

中心の雌蕊が綺麗.
雄蕊は非常に多い.
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フリル状の花

花の後半の蕊の形
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<参考>白い花とピンクの花
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開きかけた蕾と花の中心部

 <いわれ話> 欧州では詩人の空想を刺激して、純白の花を「乙女の部屋」、「旅人の喜び」などと呼び、ふさふさした綿毛から「老人のひげ」とも云われるとか.
 

たなさんの庭の花
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