花の仕組へ庭の花TOPへ
けまんそう(たいつりそう)

花軸から2,3p大の花が沢山出る.
全体の高さは、40〜80センチ.

蕾と花(↑赤、白↓)
 けまんそう科/けし科.多年草.東アジア原産.
傾斜して伸びた数本の花茎に多数の花が垂れ下がる.
葉は長柄をもち数回羽状、花は両性で集散または総状花序に付き、花弁は4枚、左右2枚ずつ2列に付く.
 内側2枚は外側より小さく先が膨らんで3裂、外側2枚は袋状の突起を持つ.雄しべは外側に3本ずつ対生、子房は上位で細長い花柱と裂けた柱頭がある.
 <ひとこと>
 釣竿でタイを吊り上げたのに似て、鯛釣草と云うが、形はイカかタコにも似ている感じ.
 ハート型の蕾の下側が両側に裂けて開花する.右下写真は開いた花を更に左右に引き裂いたところ.
中央に種の鞘が出来る.
  註:けまんは仏具の華鬘.
(撮影:'03.3/23〜4/28、'12/4)

正に、釣竿に魚が釣り下がった感じ.
(竿の中程の花から開いていく)
...
赤い蕾とピンクの花

花の分解
 

たなさんの庭の花
inserted by FC2 system