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かし(樫)

花が咲く新緑の頃の木

晩秋の剪定後の木
 ぶな科.高木常緑樹.本州の宮城県以南の山地に自生.庭の植木としても植えられる.
葉は倒卵形、やや堅くて厚く、縁に鋸歯があり、有柄で互生.
 花は新芽の開出時に咲き、新枝の下部に尾っぽ状の雄花穂を、また、上部の葉腋に1〜3個の雌花をつける.
 果実は楕円状球形で、半分ほどまで椀状の殻斗(かくと)に包まれたどんぐり状.
材は堅く、建築材などに使われる.
 別名:”かしい”、”かしのき”
 <ひとこと>
 雌雄両花とも直径数ミリのごく小さな花で、雌花は雄花が終わる頃に咲き出す.雄花は縄暖簾のように20センチ位長く垂れる.
 枝は切ると幹に瘤が出来る.
 (撮影: '05/11、'06.4/18〜30)
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拡大しないと分からない位小さい雌花

実: どんぐり
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枝先や葉柄のわきに付く雌花群

雄花は長く数本垂れる
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雄花を拡大してみるとこんな姿(蕾から枯れるまで)
 

たなさんの庭の花
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