花の仕組へ	庭の花TOPへ
ほととぎす

分かれた枝に固まって 咲く花の形

花と蕾２つ （左は開きかけ）

ゆり科．宿根草．台湾、日本原産． 茎は直立または垂下．葉は互生、長楕円形で、基部は心臓形で茎を抱く． 花序は頂生または葉腋に出、まばらに又状に分かれる．花は長い花梗の上につき、漏斗状鐘形で花弁の内側に斑点がある． 　花弁は披針形で外３枚が袋状、内３枚は平．雄しべは６本． 　　高さ30〜60センチで、全体に軟毛を散生する．

＜ひとこと＞ 　　紫の斑点が鳥のホトトギスの胸の模様に似てることから”杜鵑草”、又は、油点のような斑紋から”油点草”の和名がある． 　雌しべの花柱は３裂して外側に曲がり、各裂片は更に２裂して柱頭になる． 雄しべも、外側に曲がり、蜂の背中に葯や柱頭が触れる仕組になっている． 　外花被片の基部は膨らんで中に蜜を出す． 　　　（撮影時期：’01.10/8、’02.10/12〜24）

垂直した枝 に咲くもの	しべの拡大． 上の段は３本の雌蕊 で先が割れている． 下は６本の雄蕊で、 先に楕円形の葯が 付いている．	白い品種． 黄色い蜜が目立つ．
	真上から見た花． 花弁は、3本が太く その間の３本が細い．	開きかけた花． 白い蕾の裏側が 斑点模様になっている．

　

たなさんの庭の花