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グロリオーサ/グロリオサ

炎が輝き、燃え盛るよう
に咲く花

下向に咲いた花が見事
に反転雌しべの形も
面白い(下部左)
 ゆり科.球根.アフリカ原産.
Gloriosaはラテン語の「光栄」という意味.
 上部葉腋から長い花柄を持った花が出る.花弁は反巻し、長さ6〜8センチ.縁は波状.花被片の基部は黄色.
 花色は黄、白もある.雌しべの花柱は鋭く折れ曲がり横に突き出る.
葉は対生または3枚輪生.葉の先が巻き髭になっていて、物に絡んで伸びる巻性植物.
 別名:”ゆりぐるま”、”まつねゆり”
 <ひとこと>
 英名ではflame lily 「炎のゆり」と言われる.花の丸い形と花弁の波型が炎のようで綺麗.
 よく観察していると、蕾の時はちょうちんの形で、その後、突風にあおられ反り返った傘のように上に開く.花柄と、花の位置に注目して見ると、花が反り返る仕組みは、シクラメンに似ている.
 花の基部真下から出て直角に曲がった雌しべの形がかわっている.葉先から出る蔓はすぐに巻きつく.
(撮影:'01.9、'02/6〜7、'06/7、'07/7、'14/8)
......
蕾は、下を向いたまま開花して、上方に反っていく

真上からの姿
..
上に反って丸くなる前(左)と、
満開後半(右)

満開後は
丸みが垂れてくる
 

たなさんの庭の花
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