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ニゲラ(黒種草)

細い葉に囲まれて5弁花が開く

蕊や羽状葉の形が綺麗で、
英名: ”love in a mist”
 きんぽうげ科.1年草.南欧原産.
Nigellusは黒色の意味で、種が黒い.葉茎は互生、羽状に全裂し、裂片は線状.
細裂した苞と細く針状に分裂した羽状葉の中に直径3センチ位の花がある.
 花は、白、青、黄、紫で、八重と一重があるが、花弁に見えるのはガク片
花弁は退化して先端が2裂した密腺りん片で、濃い藍色.
雌蕊は5個、雄蕊は花糸が発達してよく目立つ.熟すと風船状に膨らむ.
 <ひとこと>
 細かい葉とガクや蕊が綺麗な花で、本当の花弁は小さい
 ガクが早く落ち、残ったゴム風船のような弾力のある実の姿も面白い.ドライフラワーにも利用される.
 (撮影:'03.5/2〜29、種:'04/5)
.........
雌蕊は錨状になり、雄蕊は横に長く伸びる(八重の各色)
...
本当の花弁は
蕊の基部周りにある
...
花の開花:八重の花
......
蕾の模様は花色に
より異なる
...
実は花後に
膨れてくる

黒い小種
 

たなさんの庭の花
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