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ざくろ(柘榴) |
花は綺麗だが枝に長い刺が多い | 蕾は先が裂け、終った 花(左方)はガクのみが 残っている |
ざくろ科.落葉小高木.西南アジア原産. 幹にはこぶが多く、密に分枝して、しばしば枝はとげとなる. 葉は短柄をもち、全縁でほぼ対生、光沢のある長楕円形で長さ約4センチ. 枝先に赤い筒状のガクと、しわがよった5〜7枚の花弁をもつ花が数個咲く. 果実は球状で橙色に熟して不規則に裂け、甘ずっぱい液に富む種皮をもつ種子を露出する.果肉はない. 高さ5〜10メートル. 漢名:”安石榴”(安石はペルシャのこと)、”せきりゅう”. |
<ひとこと> 橙色の薄いフリルの花弁が綺麗な花.蕾は風船のように膨らんでゆき、先が裂けてガクになり、薄い花びらが出てくる. 蕾の期間は長いわりに、花は2、3日で数枚づつ落ちてゆき、硬い肉厚のガクが残り、実がならないときはそれも落ちる.枝には長い刺が多く、剪定に苦労する. (撮影:'02/5〜6、'03/6、'09/6、'10/6、実:'02/7、'05/11) |
.... 花のアップ.右は全開の花(花弁は8枚.ガクが見える) |
.... ガクの後に実がなり、膨んでいき、熟していく |
.. 花と実が同時に見れる |
たなさんの庭の花 |