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ほたるぶくろ(蛍袋)

釣鐘のような面白い花を重そうに垂らす

純白の花
 ききょう科.多年草.日本、中国、シベリアに分布.
属名カムパヌラは「小さな鐘」.
 葉は長柄があり、縁に鋸歯がある.
40〜80センチの花茎を伸ばし、梢上の葉腋から先の浅く5裂した長さ約5センチ、直径3センチ位の鐘形花が数個垂れ下がって咲く.
 花は白色で内側に紅紫色の斑点がある.ガクは5全裂し裂片の間には反り返る付属体がある.
 別名:”つりがね草”、”とうろう花”、”ちょうちん花”
 <ひとこと>
 蛍袋という和名は、捕まえた蛍を入れるのに用いた花からという説がある.
山地の林のふちなどにも生えているそうな.
 (撮影時期:'01/7、'03/5、'06/5、'07/6)

赤紫がかったピンクの花

花を下からアップしてみると
白い花も中は紅紫色の斑点模様
....
ピンクの花の蕾 (左)と、蕾の膨らんだ白い花 (中)
と、咲き開いた二重の白い花 (右)

 <物語> 蛍袋という和名は、捕まえた蛍を入れるのに用いた花からという説がある.
 

たなさんの庭の花
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